こっちのけんと×バンタンデザイン研究所

企業連携こっちのけんとバンタンデザイン研究所

2024/08

こっちのけんと さんへ「はいよろこんで」をテーマにした グッズデザインとMVをプレゼンテーション

「はいよろこんで」をはじめとするヒット曲で知られるマルチクリエイター・こっちのけんとさんを迎え、2日間の特別授業を実施しました。 受講生は「グッズデザイン」「映像制作」のいずれかを選択。楽曲「はいよろこんで」を題材に、本人へのヒアリングや撮影から制作、そしてご本人へのプレゼンテーションまで、実際の仕事と同じ工程に挑む実践型プログラムです。 第一線で活躍するクリエイターとのものづくりを通じて、受講生が「好き」を仕事の手応えへと変えていく様子をレポートします。

大ヒットを生み出すマルチクリエイターの思考に触れる。 限られた時間で新たな価値を創る、白熱の2日間

「好き」を、未来につなげる力へ

「絵を描くこと、映像をつくることが好き。この"好き"を、いつか仕事にしてみたい。」 「憧れのクリエイターと、一緒にものづくりをしてみたい。」 そんな想いを持つ一方で、「好きという気持ちだけで、本当にプロの世界でやっていけるのだろうか」と不安を感じる方も少なくありません。 そこで今回は、「はいよろこんで」が国内外のバイラルチャートを席巻したこっちのけんとさんを迎え、ヒット曲を題材にグッズデザイン/MV制作という"実際の仕事"に挑む特別プログラムを実施しました。楽曲がSNSから世界へ広がり、グッズや映像へと多面的に展開されていく。そんな時代のクリエイティブの最前線を、当事者とともに体験する2日間です。 本人にヒアリングし、つくり、プレゼンし、フィードバックを受ける。 この一連のプロセスは、プロの現場そのものです。「世界で一番、社会に近いスクールを創る」というビジョンを掲げるバンタンは、第一線で活躍する現役クリエイターから直接学ぶ機会をつくることで、一人ひとりの「好き」を、未来につながる確かな力へと育てていきます。

緑のマルチアーティスト

こっちのけんと

老若男女、国籍関係なく楽しめる楽曲や映像などクリエイティブを得意とするマルチクリエイター。実体験をもとにした人間味のある、パワフルだけどどこか繊細な楽曲で、経験をしたことがなくとも聞いた人が「自分事」として捉えてしまう共感性の高い歌詞が特徴。 「はいよろこんで」がリリース 1 ヶ月以内に MV1,000 万回再生を突破。 また、日本のみならずさまざまな国のバイラルチャートにランクインしグローバルに支持され始めている。 大学在学時アカペラサークルに所属。アカペラスピリッツ全国大会にて2年連続優勝するなど高い歌唱力が特徴。 楽曲制作や映像制作、デザインなど幅広いアーティストとして活動中。 テレビタレントとしても活躍しお茶の間からも認知され幅広い層から愛される人柄も魅力のひとつ。

制作の集大成「30秒のプレゼンテーション」

ヒアリング&MV撮影 ~つくる前に、まず本人を深く知る~ 初日は、2つのチームがそれぞれの"現場"からスタートしました。グッズデザインチームは、こっちのけんとさん本人へのヒアリングを実施。作品づくりのヒントとなる考え方や人柄を掘り下げ、デザインの仕事が「手を動かす前に、相手を知ること」から始まると体感するパートです。 映像制作チームは、「はいよろこんで」のMV撮影へ。ご本人の歌唱・ダンスシーンに加え、受講生自身が出演するカットも収録し、撮影から編集までをトータルで担う2日間の制作が動き出しました。

制作の仕上げと「展示会&発表会」~30秒のプレゼンで、本人に想いを届ける~ 2日目は各チームとも制作の仕上げに集中し、午後からは作品の「展示会&発表会」を開催。受講生同士で作品を見せ合うだけでなく、一人ひとりが約30秒で、こっちのけんとさん本人に制作意図をプレゼンテーションしました。 レトロなゲーム機を思わせる書体に遊び心を忍ばせたタイポグラフィ、「丸」を基調にしたやわらかなイラスト、本人の似顔絵。Tシャツ、CDジャケット、ステッカーなど、多彩なグッズが並びました。映像チームは、約1分のMV全3本を披露。歌唱・ダンスシーンをテンポよく編集し、「音をためる場面に歌詞を入れる」といった細部のこだわりも発表されました。

こっちのけんとさん選出!優秀作品の発表

悩みに悩んで... お気に入りをピックアップ

すべての作品に目を通したこっちのけんとさんが、「超悩む」と唸りながら各部門のお気に入り作品を選出。 「オレンジをメインに緑を入れてくださっているのがカッコよかったです」とコメント。

「緑色のマグロ!発想の勝利だと思います。 普通、緑の寿司はないよなーと思いがちですが、 Tシャツにプリントしたり、ピクセル風にしたりしても可愛くなりそう! まだまだ進化の可能性がありますし、超惹きこまれました!」とコメント。

こっちのけんとさんから、クリエイターを目指す皆さんへ

「必殺ワザ」を見つけ、自分を削らずに続けること

最後には、こっちのけんとさんからメッセージをいただきました。「登壇して皆さんの目を見たとき、全員から『この2日ですごいものを持ち帰るぞ』というパッションを感じました。自分が高校生のときには、ここまでの熱量はなかったです」と、受講生の本気に驚いた様子。 創作論として語られたのは、「必殺ワザ」という考え方です。「『自分といえば、これ』というものを作れるといい。僕の場合は、ネガティブな感情×明るいリズムが必殺ワザです」。アカペラカバーから活動を始め、"ただのカバー"で終わらない表現を模索するなかで、自分の得意と苦手に気づき、いまのスタイルを確立していったといいます。必殺ワザを見つける方法については、「得意を伸ばすことに加えて、その分野で他の人ができていること・できていないことを見ること。多少うぬぼれるくらいの自信も必要です」とアドバイスを送りました。 そして、これからのつくり手たちへ。「大事なのは、『自分の人生を作品として作る』という感覚。続けることが大事で、あと一歩足りないときは、無理やり走らずにいったん休む。自分を削らずに、作品を作ってください」。ヒットの当事者だからこそ語れる、飾らない言葉で2日間は締めくくられました。

クリエイティブ業界を目指す人たちへ! こっちのけんと流「必殺ワザ」を伝授

「僕が心に銘じているのは、『必殺ワザ』を作りたいということ。『自分といえば、これ』みたいなものを作れたらいいです。僕であれば、ネガティブな感情 × 明るいリズム が必殺ワザです。これだけは負けない、これを使えばシュートが決まる!というものがあるといいですね!」