今日を、昨日の延長と考えるか、それとも未来への一歩と考えるか。
それによって未来は大きく違ってきます。
3.11の痛ましい災害によって、昨日まで当たり前だと思っていたことが、
今日にはもう当たり前ではなくなってしまうという現実に多くの方が直面し、
世の中の価値観は大きく変化しました。
エネルギー問題は全世界規模で再考され、国内の産業、経済も、方向転換を始めました。
エコや環境問題も、もはや私たちの日々の生活と切り離せないものとなりました。
人々のライフスタイルも、これまでとは変わってくるでしょう。
歴史をひも解いてみると、国が大きな動乱から復興する時は、
際立った文化や産業やデザインが新しく生まれてきた時期でもありました。
言いかえれば、苦しい時代にこそ、素晴らしい美学やデザインが、
新しい産業の源となってきたのです。
いままさに日本中の人々は前を見つめて力強く進み始めています。
その力強さ、人間のもつ底力を、本当に素晴らしく思います。
私たちに必要なことは、「時代」がこれから変わろうとしているのではなく、
すでに変わっているということにいち早くに気付き、そこに踏み込んでいくことです。
これまでに培ってきた人間の「智恵」と「伝統」、そこに、過去の体験にとらわれない
「新しい視点」が加わることで、社会や次の世代に希望となるものを伝承していけるはずです。
私たちは常に、今日が未来への第一歩だと考えています。
バンタンのメッセージ「つくるチカラと、こわすチカラを。」とは、変化を恐れず、
常に新しいものを創り続ける力を、世の中に与えたいという意味です。
大切なのは、受身にならず、周りに流されず、自ら積極的に変化を続けるということです。
自分が当たり前だと思っていることを変えていくのは、誰しも大変な勇気がいります。
しかし、その勇気を与え続けていくのが、私たちバンタンの使命だと考えています。
代表 長澤俊二







